「2026年、リップル(XRP)は上がるのか知りたい!」そんなリップルファンは多いかもしれませんね。
リップル(XRP)は、2017年の仮想通貨バブルを象徴する存在でした。あの頃、SNSには「リップルで人生が変わる」といった言葉があふれ、熱狂の中で多くの人がXRPを買いました。けれど、その後の暴落で離れた人も多く、リップルはいまも評価が分かれる通貨のひとつです。
AIによる価格予測で「2026年にはめちゃ上がる」という話も出てきています。とはいえ、過去の経験を思い出すと、「リップルの買い増しどうしよう…」「リップル持ち続けていい?」と不安を持つ方もいるのではないでしょうか。
この記事では、出川組としてバブルを経験した筆者が、リップルの現在地と将来性を冷静に見つめ直します。AIによる価格予測や技術的な進化、そしていまの投資対象としての位置づけまで、できるだけわかりやすく整理しました。
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はじめに|2017年、あの頃リップルが話題の中心だった
ちょっとした過去の振り返りなので、面倒な人は飛ばしてくださいね。
2017年から2018年にかけて、仮想通貨市場はまさにお祭りのような盛り上がりでした。「ビットコインが◯◯万円を突破!」「あの草コインが10倍になった!」そんな見出しが毎日のようにSNSやニュースを賑わせていた時期です。
その中でも話題の中心にいた銘柄の一つが「リップル(XRP)」でした。
実際当時のSNSでは「XRPで一発逆転!」「これで会社を辞める!」といった投稿があふれ、仮想通貨をよく知らない人までが“夢を買うように”リップルを購入していました。「リップルは銀行が使う通貨になる」「送金の革命だ」といった期待の声も多く、実際に一時は1XRP=400円を超えるほどの高値をつけていたんじゃないですかね?
しかし、あの熱狂は長くは続きませんでした。仮想通貨すべての銘柄が大暴落していったのです。大人気だったあのリップルももちろん暴落し、「XRPで人生が変わった!」という投稿も次第に見かけなくなりました。
そして、あの時期に仮想通貨に手を出した人たちは“出川組”と呼ばれるようになりました。私もその一人です。
当時を振り返ると、リップルは本当になぜか人気でしたね。でも今でも実は、XRPって検索されていますし、実は価格もけっこういい感じになっています。
そこで、ちょっと気になったので、当時の空気を知っている立場として、今あらためて「リップルって結局どうなったのか」を冷静に振り返ってみたいと思います。
リップル(XRP)ってそもそも何?
リップルとは、国際送金をより速く、安く、そして効率的に行うことを目的として作られた仮想通貨です。一般的な仮想通貨が「個人同士の自由な送金」を目指しているのに対し、リップルは「銀行や企業が使う送金インフラ」を目指して開発されました。そのため、他の通貨に比べて金融寄りの性格を持っています。
リップルが目指したのは「国際送金の効率化」
リップルが生まれた背景には、従来の国際送金の非効率さがあります。海外への送金は通常、複数の銀行を経由するため、手続きに数日かかり、手数料も高額でした。その結果、送金額の一部が中継銀行の手数料として差し引かれることも珍しくありませんでした。
リップルはこの仕組みを根本的に変えることを目指しています。ブロックチェーン技術を利用し、銀行間のやり取りを直接つなぐことで、数秒から数分で送金が完了し、手数料も大幅に抑えられます。特に国際貿易や企業間の取引など、頻繁に送金が発生する分野での活用が期待されています。
ビットコインとの違いは“企業主導”という点
ビットコインは誰にも管理されない非中央集権型の通貨ですが、リップルはリップル社という企業が中心となって運営しています。リップル社が発行量を管理し、技術の更新やパートナー企業との連携も主導している点で、企業主導の通貨といえます。
この中央集権的な仕組みには賛否があります。企業が関与することで取引の安定性やスピードは高まりますが、一方で「企業が管理する通貨は仮想通貨ではないのでは」と批判されることもあります。目的が“自由な送金”ではなく、“金融機関のための効率化”にあるため、他の通貨とは方向性が異なっています。
リップルネットがつなぐ世界の送金網
リップル社は、リップルネット(RippleNet)という国際決済ネットワークを運営しています。これは、世界中の銀行や送金業者が接続できる仕組みで、従来のように複数の中継銀行を経由することなく、直接送金を完了できます。
リップルネットを使うと、送金スピードが大幅に上がるだけでなく、コストも削減できます。日本ではSBIホールディングスがこの仕組みを積極的に導入しており、実際に東南アジアなどへの送金サービスで活用が進んでいます。
簡単に言えば「お金を世界中でスムーズに動かすための裏方」
リップルを一言で表すなら、「お金の動きを支える裏方の技術」です。
つまり、私たちが普段使う通貨のように表に出る存在ではなく、銀行や企業の送金を見えないところで支えるインフラなわけですね。
価格の変動や投資の側面ばかり注目されがちですが、本来の目的は「世界中のお金を効率よく動かすこと」にあります。
なぜリップル(XRP)があそこまで注目されたのか
リップルが注目を集めたのは、単に価格が上がったからだけではありません。技術的な期待と、投資家の心理が重なった結果、あの熱狂が生まれました。当時のリップル人気には、いくつかの明確な理由がある、と私は思っています。
「送金革命」としての期待
リップルは「国際送金を根本から変えるかもしれない」と言われていました。
これまで数日かかっていた海外送金が数秒で終わるというコンセプトは、多くの人に衝撃を与えました。金融機関がこの技術を採用すれば、世界中のお金の流れがもっと速くなるかもしれない。そんなリップルへの“未来の金融インフラ”としての期待が、多くの投資家を惹きつけたのです。
SBIなど日本企業の参入が話題に
日本では、SBIホールディングスが早い段階からリップル社と提携し、「SBIリップルアジア」を設立しました。メガバンクも関心を示し、「日本発の国際送金革命」としてメディアにも大きく取り上げられました。
当時は「大企業が関わっている=安心できるプロジェクト」というイメージもあり、個人投資家の信頼を集める要因になったと思われます。
「安い・夢がある」初心者にも買いやすかった
もうひとつの理由は、価格の“安さ”です。2017年ごろにはすでにビットコインが数十万円単位だったのに対し、リップルは数十円から買うことができました。なんなら、2016年とかは1円に満たなかったんじゃないかな?それでリップルを買って「億れた」人がいたりして、夢が膨らんだんですよね。そして、数十円程度なら「これなら自分でも買える」「10円が100円になったら10倍」という単純な計算が、多くの初心者の背中を押したんだと思います。
あと当時のXRPを始めとした比較的安価な銘柄は、「枚数を多く持てる」というのも魅力でしたよね。1万枚や10万枚といった数字で保有できるため、「大量に持っている」という満足感も人気を後押ししたと思います。
「名前が可愛い」「インフルエンサーが推してた」など感情的な人気
リップルは、名前の響きやデザインも親しみやすく、「リップル=可愛い」という印象を持つ人も多かったです。あとSNSでは、人気のインフルエンサーが「リップルは将来有望」と発信するたびに価格が上昇し、さらに注目を集めました。
「あの人が買ってるなら」「なんか勢いがある」という空気が広がり、理屈よりも感情で買う人が増えたのもこの頃です。
結果として、リップルは技術的な期待と人の熱気が重なった“時代の象徴”となりました。
出川組の私は、なぜリップル(XRP)を触らなかったのか
あの頃のリップル人気は、正直すごかったです。SNSでは毎日のようにXRPの話題が流れ、買えば誰でも儲かるような空気がありました。でも私は、結局その波に乗ることはありませんでした。いま振り返ると、リップルにあまり興味を持てなかったのにはいくつか理由があります。
他の仮想通貨と“色”が違いすぎたから
当時のリップルは、ほかの仮想通貨と雰囲気がまったく違って見えました。
ビットコインやイーサリアムは「新しい世界を作る」ような理想を感じたのに対して、リップルはどちらかといえば銀行や企業向けの“金融プロジェクト”という印象でした。ブロックチェーンの自由さやオープンさとは少し距離があるように思えて、個人的には惹かれなかったのです。
そもそもよくわからなかったから
当時は、リップルの仕組みが本当に難しく感じました。いや、今も難しいんですけどね。
送金が速いとか、銀行が採用するとか、なんとなくすごそうではあるけれど、自分の中で「なぜ値段が上がるのか」が腑に落ちなかったんです。わからないものにお金を入れるのは怖かったし、勉強してもピンとこなかった。だから結局、様子を見る選択をしました。
「インフルエンサーが買ってるから買え」という空気が苦手だったから
当時のSNSは、リップルを推す人たちであふれていました。「
あの人が買ったから自分も買う」「有名トレーダーが推してるなら間違いない」といった流れが広がり、そこに違和感を覚えたんです。いまでもそういうインフルエンサーいませんか?あぁいうのを信じすぎないほうが、個人的にはいいと思いますよ!たぶんですけど。
まぁそんなこんなで自分が理解して選ぶより、誰かに流されるような雰囲気が苦手でした。そういう意味では、ちょっと冷めた目で見ていたのかもしれません。
熱狂の外側にいたからこそ、今は冷静に見られる
結果的に、リップルの高騰も暴落も外側から見ていました。当時は「乗り遅れた」と思う瞬間もありましたが、いま思えばその距離感がよかったのかもしれません。あの頃の空気を知っているからこそ、いまは冷静に「リップルって結局どうなったのか」を考えられる気がします。
それでもリップル(XRP)は消えていないのはなぜなのか?
あれほどの熱狂のあと、多くの通貨が姿を消した中で、リップルはいまも生き残っています。価格の上下を繰り返しながらも、技術の開発や企業との提携は止まりませんでした。
長い時間をかけて、リップルは“投機の象徴”から“実用的なプロジェクト”へと少しずつ形を変えています。
不勉強な私ですが、ちょっとまとめてみようと思います。
SECとの長期裁判と部分勝訴
リップルがここ数年注目を集めている大きな理由のひとつが、アメリカ証券取引委員会(SEC)との裁判です。2020年、SECは「XRPは未登録の証券だ」としてリップル社を提訴しました。この裁判は長期間にわたり続き、仮想通貨業界全体にも大きな影響を与えました。
しかし2023年、アメリカの連邦地裁が「XRPそのものは証券ではない」と判断したことで、リップル側が部分的に勝訴する形となりました。この判決をきっかけに、XRPの取引を再開する海外取引所も増え、再び市場の関心が高まっていったようです。
ODL・XRP Ledgerなどの技術進化
リップル社は裁判中も開発を止めませんでした。
特に注目されているのが、ODL(オンデマンド・リクイディティ)という仕組みです。これは、XRPを使って国際送金の流動性を確保するもので、送金先の通貨に即座に変換できる技術です。これにより、銀行や企業が大量の外貨を事前に保有する必要がなくなります。
また、XRP Ledgerと呼ばれる分散型台帳の技術も進化を続けています。これはリップル社の中核技術で、送金スピードを維持しながらも取引の安全性を高めています。
金融機関や取引所での実用化が進む
リップルは投資対象としてだけでなく、実際の送金インフラとしての利用が広がっています。
実際、東南アジアや中東の金融機関を中心に、リップルのネットワークを活用した国際送金サービスが増えているようです。日本でもSBIリップルアジアが中心となって、国内外の銀行間送金に活用する動きが見られます。
一部の暗号資産取引所では、XRPの送金スピードの速さを活かして、他の通貨よりも優先的に採用されるケースもあります。派手な話題こそ減りましたが、リップルは静かに“使われる側”へとシフトしている印象です。
あくまでも個人的な印象ですが。
“一発逆転コイン”から“実需コイン”への変化
出川組にとってリップル(XRP)は、「安く買って一攫千金を狙うコイン」として人気を集めていたように思えます。しかしいまのリップルはその性格を大きく変えている気がします。
技術や実用化の話題が中心となり、投資というよりも“仕組みとしての価値”が重視されるようになりました。
リップルは、夢や期待だけで価格が動く時代を経て、ようやく現実に根ざしたフェーズへ進んでいるのかもしれません。
2026年にリップル(XRP)価格が上昇して1,000円近くになるという話も
最近では、AIを使った価格予測や海外メディアの記事で「2026年にリップルが数百円になる」という話を目にすることがあります。仮想通貨市場が再び盛り上がる中で、リップルの名前が再注目されているようです。とはいえ、これらの予測はあくまでシミュレーションに過ぎません。
AIによる価格予測では「300円〜750円」程度が平均
AIによるある分析では、2026年のXRP価格をおおよそ300円から750円程度とする予測があるようです。海外の複数のデータサイトでも、機関投資家の採用や市場回復を前提にこの範囲の見通しを示しています。楽観的すぎる数字ではないため、「あり得るライン」として注目されているのかもしれません。
実際、記事執筆時点(2025年11月)では、344円付近にいます。数ヶ月前は450円くらいでした。
楽観的なシナリオでは「(約950円)」という見方も
中には、2026年にはXRPが1,000円近くまで上昇するという予測もあります。これはドル換算でおよそ8ドルにあたります。
これはAIによる分析モデルの中でも「強気シナリオ」と呼ばれるもので、仮想通貨市場全体の拡大と機関投資家の参入を前提にしたケースです。
ただし、このような予測は条件がそろわない限り現実的ではなく、あくまで理論上の話として受け止めるべきでしょう。いや、わかりませんけどね。
AIの価格予測に影響する要素
リップルの価格は、他の通貨と比べても外部要因に左右されやすい面があります。
特に大きな影響を与えるのが、SECとの裁判の行方や、銀行・企業での採用状況です。さらに、ビットコインをはじめとする仮想通貨市場全体の流れにも強く依存しています。
AIがどれだけ過去データを学習しても、こうした不確定要素までは正確に予測できないのではないでしょうか。むしろ、完全に予測できてしまっては、なんか怖いですよね。
「AIが言ってたから買う」は、かつての「インフルエンサーが買ってる」に似ている
2017年ごろは、「有名トレーダーが買っているから」といって投資する人が多くいました。もちろんいまでもそういう人はいるでしょう。しかしそれ以上に「AIが言っているから買う」という人も増えているようにも感じます。
もちろん、いろんな意見を見たうえで投資判断をすることは悪くありません。しかし “自分で判断せずに誰かの予測に乗る”というのは、投資ではなくただの依存です。AIの分析は参考にはなりますが、答えではありません。最終的には、自分の判断で自己責任でというのが投資をするうえでは大切だと私は思います。
そう、出川組の私が言います。。。
結局のところ、未来は誰にも読めない──だからこそ冷静に
リップルの将来をどう見るかは、人によって大きく違います。AIが示す数字はひとつの可能性であって、確定ではありません。私自身、過去のバブルと暴落を経験してきたからこそ思うのは、「予測よりも、自分がどんな姿勢で向き合うか」が大切だということです。未来は誰にも読めません。だからこそ、期待よりも冷静さを持ってリップルと付き合っていきたいと思います。
リップル(XRP)はいま、投資対象としてどうなのか
なんとなく真面目そうな話をします。面倒な人は飛ばしてください。
リップルはいま、投資として見たときに“次の段階”に入っていると思います。かつてのような爆発的な値上がりを期待するよりも、長期的にどう使われていくかを見極める段階にあります。実際に送金ネットワークとして利用され始めている以上、短期の値動きよりも実需の広がりに注目するほうが現実的です。
リップルは安定感とリスクが共存する通貨でもあります。送金技術としての信頼性は高い一方で、規制や市場動向に左右されやすい面も残っています。企業主導の仕組みである以上、会社の判断が価格に影響を与える可能性もあります。いまのリップルは「安定しすぎて退屈」と感じる人もいれば、「実需に近づいているからこそ安心できる」と見る人もいるでしょう。
投資のスタンスとしては、少額・分散・長期がちょうどいいと思います。出川組のように過去の熱狂と痛みを経験した人ほど、リップルの扱い方を知っているはずです。一攫千金を狙うよりも、少しずつ付き合っていく方が結果的に続けやすいと感じます。
リップルはいま、仮想通貨の過去と未来をつなぐ存在になっています。あの頃のような夢や期待を抱きながらも、いまは現実の世界で役割を持ち始めている。投資対象というより、“これからの金融のインフラ”として見守るくらいの距離感が、今の時代にはちょうどいいのかもしれません。
まとめ|リップル(XRP)は“あの頃”を知る人への教訓でもある
今回は、2017年のあのころを思い出しながら、人気の高かったリップル(XRP)の過去・現在・未来について語ってみました。
リップルの物語は、あの頃の仮想通貨ブームを知る人にとって、ひとつの教訓だと思います。熱狂と失望の両方を経験した世代だからこそ、今は冷静に距離を取ることができるのかもしれません。かつては「夢の通貨」としてもてはやされ、そして現実を突きつけられたリップル。その歩みは、仮想通貨全体の歴史を象徴しているようにも感じます。
私はリップルを実際に触らなかった立場ですが、それもまたひとつの選択だったと思っています。「わからないものには手を出さない」という判断は、いまでも間違いではないと思っています。投資においては、行動することだけが正解ではなく、立ち止まることもひとつの判断です。
いまの仮想通貨市場は成熟しつつあり、派手なバブルの再来を狙うよりも、自分の理解できる範囲で、守りながら続ける姿勢が求められていると感じます。リップルは、そんな時代の転換点を象徴する存在です。あの頃の熱狂を覚えているからこそ、次に進むときはもう少し穏やかに、そして自分のペースで向き合いたいと思います。
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くりぷてゃです。2017年の“出川組”で仮想通貨デビューし、大きく上がって大きく下がる波を経験しました。今は毎月少額積立と、気になるエアドロップでゆるく資産づくり中。初心者にもわかりやすく仮想通貨の今を発信しています。




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